テクニカル分析
中級
押し目買い
おしめがい
ひとことで言うと
上昇トレンド中の一時的な下落(押し目)を狙って買う、順張りの王道手法。
解説
押し目買いとは、上昇トレンドにある銘柄が利益確定売りなどで一時的に下落したタイミング(押し目)を狙って買う手法です。上昇の流れに乗りながら、高値づかみを避けて少しでも安く買うことを狙います。押し目の目安としては移動平均線(25日線・75日線)や直近の高値・安値、上昇幅の3分の1〜半値押しなどが使われます。ただし押し目だと思った下落がトレンド転換の始まりである場合もあるため、損切りラインの設定が欠かせません。
具体例で理解する
上昇トレンドのAA社株が、利益確定売りで25日移動平均線付近まで一時的に下がりました。この「押し目」を狙って買うのが押し目買いです。上昇の流れは維持したまま数%安く買えるため、順張りの中でも王道のエントリー手法とされます。「押し目待ちに押し目なし」という格言もあるほど、皆が狙っています。
押さえておきたいポイント
- 押し目買いは「上昇トレンドが継続している」ことが大前提。下落トレンドでの安値買いは押し目買いではない
- 押し目の目安:25日・75日移動平均線、直近の高値・安値、上昇幅の3分の1〜半値押しなど
- 押し目のつもりがトレンド転換だった場合に備え、損切りラインを決めてから買う
よくある質問
「押し目待ちに押し目なし」とはどういう意味ですか?
強い相場では皆が押し目を待っているため、わずかな下げでもすぐ買いが入り、期待するほど深い押し目が来ないという格言です。買いそびれを防ぐには、打診買い(予定量の一部だけ先に買う)などの工夫があります。
押し目とトレンド転換はどう見分けますか?
事前に完全に見分ける方法はありません。実務的には「直近の重要な安値を割ったら転換とみなして撤退」というルールを決めておき、押し目と信じて買った後も検証を続けることです。