基礎知識
初級
配当(配当金)
はいとう(はいとうきん)
ひとことで言うと
会社が稼いだ利益の一部を株主に分配するお金。
解説
配当(配当金)とは、企業が事業で得た利益の一部を株主に還元するお金のことです。多くの企業は年1〜2回配当を出します。たとえば1株あたり50円の配当が出る株を100株持っていれば、5,000円を受け取れます。配当を出すかどうか、いくら出すかは企業の方針によって異なり、利益が出ていても配当を出さず成長投資に回す企業もあります。配当による収益は「インカムゲイン」と呼ばれます。
具体例で理解する
1株あたり年間80円の配当を出すB社の株を100株(株価2,000円なら投資額20万円)持っているとします。年間で80円×100株=8,000円の配当金を受け取れます。実際には約20%の税金が引かれて手取りは約6,400円です(NISA口座なら非課税で8,000円のまま)。
押さえておきたいポイント
- 配当は企業の「方針」であり約束ではない。業績悪化で減配・無配になることもある
- 日本企業は年2回(中間・期末)の配当が多い。受け取るには権利確定日に株主である必要がある
- 高配当でも株価が下がれば元も子もない。配当の原資が利益の範囲内か(配当性向)も確認したい
よくある質問
配当金はいつ・どうやって受け取れますか?
権利確定日から2〜3か月後に支払われるのが一般的です。証券口座で受け取る「株式数比例配分方式」にしておけば自動で口座に入金され、NISAの非課税メリットもこの方式でないと受けられません。
配当が多い会社ほど良い会社ですか?
一概には言えません。成長企業は配当を出さず事業投資に回すことが多く(米国のグロース株など)、逆に成長余地が乏しいから配当で還元している場合もあります。配当の高さは投資スタイルとの相性で判断します。