取引・注文
中級
板(板情報)
いた(いたじょうほう)
ひとことで言うと
どの価格にどれだけの買い注文・売り注文が並んでいるかを一覧にした表。
解説
板(いた)とは、ある銘柄に対して、どの価格にどれだけの買い注文・売り注文が出ているかを一覧で示したものです。「板情報」とも呼ばれます。中央に価格が並び、買い注文と売り注文の数量がそれぞれ表示されます。板を見ることで、その銘柄の人気や、売買が成立しやすい価格帯(流動性)を読み取ることができます。
具体例で理解する
板には「1,001円に売り500株、1,000円に買い800株」のように、価格ごとの注文数が一覧表示されます。買い注文が分厚ければ下値が固く、売り板が厚ければ上値が重い、と需給を読めます。デイトレーダーは板の変化(大口注文の出現・消失)を見ながら売買タイミングを計ります。
押さえておきたいポイント
- 板の左側(上)が売り注文=気配値、右側(下)が買い注文という配置が一般的
- 板が厚い=流動性が高く売買しやすい。板がスカスカの銘柄は成行注文が危険
- 見せ板(約定させる気のない大口注文で他者を誘導する行為)は相場操縦として禁止されている
よくある質問
板の読み方の基本を教えてください
まず売り板と買い板の厚さのバランスを見ます。買い板が厚ければ買い意欲が強い証拠です。ただし大口投資家は手の内を隠して注文を小分けにするため、板情報だけで方向を当てるのはプロでも困難です。流動性の確認用と割り切るのが初心者には現実的です。
歩み値とは何ですか?
実際に約定した取引の時刻・価格・株数の記録です。板が「予約」なら歩み値は「実績」。大口の約定が連続していれば、機関投資家が動いている可能性を読み取れます。