投資信託・商品 初級

複利

ふくり

ひとことで言うと

運用で得た利益を再び元本に組み入れ、利益が利益を生んでいく仕組み。

解説

複利とは、運用で得られた利益を引き出さずに元本へ組み入れ、その合計に対してさらに利益が生まれていく仕組みです。利益が次の利益を生むため、時間が経つほど資産は雪だるま式に増えていきます。元本にのみ利益がつく「単利」と比べ、運用期間が長いほど両者の差は大きくなります。複利の効果を活かすうえで「長く続けること」が重要とされるのはこのためです。

複利と単利の差時間とともに複利は曲線的に、単利は直線的に増え、差が開いていく様子の図 複利 単利 資産 時間 → 利益が利益を生み、雪だるま式に増える
利益を元本に組み入れ、利益が利益を生む仕組み。時間が経つほど単利との差が雪だるま式に開く。

具体例で理解する

100万円を年利5%で運用すると、単利なら20年で200万円。ところが利益を再投資する複利なら約265万円になります。30年なら単利250万円に対し複利は約432万円。時間が長いほど雪だるま式に差が開きます。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとされる仕組みです。

押さえておきたいポイント

  • 複利の力は「時間」に比例して爆発する。1年でも早く始めることが最大の武器
  • 「72の法則」:72÷年利=資産が2倍になる年数(年利5%なら約14年)
  • 配当や分配金は受け取らず再投資することで複利が効く。手数料と税金は複利の敵

よくある質問

複利の効果を最大化するにはどうすればいいですか?

①早く始める、②分配金・配当を再投資する、③手数料の低い商品を選ぶ、④途中で売却して課税されるのを避ける、の4つです。NISA口座なら利益が非課税なので、複利効率がさらに高まります。

借金にも複利は働きますか?

働きます。リボ払い(年15%前後)やカードローンはまさに「逆複利」で、放置すれば雪だるま式に膨らみます。高金利の借金返済は、どんな投資より確実な「利回り」です。投資より先に高金利負債の解消を。