経済・市場
初級
インフレ(インフレーション)
いんふれ
正式名称:Inflation
ひとことで言うと
モノやサービスの値段が継続的に上がり、お金の価値が下がっていく状態。
解説
インフレ(インフレーション)とは、モノやサービスの価格が全体として継続的に上昇する状態です。価格が上がる裏返しとして、同じ金額で買えるものが減る=お金の価値が下がることを意味します。緩やかなインフレは景気が良い状態の表れともされますが、急激なインフレは生活を圧迫します。現金や預金はインフレで実質的な価値が目減りするため、資産を株式などで運用する動機のひとつになります。
具体例で理解する
去年100円だったジュースが今年103円になれば、物価上昇率3%のインフレです。現金の価値は実質的に毎年3%目減りしていきます。「貯金しているだけではお金が減る」時代の資産防衛として、株式や不動産などインフレに強い資産への投資が注目されます。
押さえておきたいポイント
- 緩やかなインフレ(2%前後)は経済成長の証とされ、各国の中央銀行が目標にしている
- インフレに強い資産:株式・不動産・金。弱い資産:現金・固定金利の債券
- 急激なインフレは中央銀行の利上げを招き、株式市場の急落要因になる(2022年の米国など)
よくある質問
インフレなのに株が下がることはありますか?
あります。インフレ退治のための急激な利上げは株安要因で、2022年の米国株下落が典型です。「適度なインフレ=株高、行き過ぎたインフレ=利上げ経由で株安」という二段階で考えると整理しやすいです。
インフレ対策として何に投資すべきですか?
王道は世界株式のインデックスファンドです。企業は製品価格に物価上昇を転嫁できるため、株式は長期でインフレに強い資産とされます。物価連動国債や金(ゴールド)を一部組み合わせる方法もあります。