基礎知識
初級
決算発表
けっさんはっぴょう
ひとことで言うと
企業が3か月ごとに売上や利益などの成績を公表するイベント。株価が最も動く瞬間の一つ。
解説
決算発表とは、上場企業が四半期(3か月)ごとに売上高・利益などの経営成績を公表することです。日本では「決算短信」という資料で開示され、本決算・第1〜第3四半期決算の年4回行われます。株価は決算の内容そのものよりも「市場の事前予想と比べてどうだったか」で動くのが特徴で、増益でも予想に届かなければ売られ、減益でも予想ほど悪くなければ買われます。決算発表の前後は株価が大きく変動するため、個別株投資家にとって最重要のイベントです。
具体例で理解する
上場企業は3か月ごとに決算を発表します。たとえば好業績で「通期利益予想を上方修正」すれば株価は急騰しやすく、市場予想に届かなければ好決算でも売られることがあります。決算発表の翌朝にストップ高・ストップ安となる銘柄も珍しくなく、個別株投資家にとって最重要イベントです。
押さえておきたいポイント
- 日本企業は四半期ごとに「決算短信」を開示。本決算(年度末)は3月期企業なら4〜5月に集中する
- 株価を動かすのは「良い悪い」ではなく「市場予想との差」。予想超え=買い、予想未達=売りが基本
- 売上・営業利益・純利益に加え、会社の「来期予想」と「進捗率」が特に注目される
よくある質問
決算はどこで見られますか?
企業の IR ページや証券取引所の適時開示(TDnet)で誰でも無料で見られます。証券会社のアプリでも決算サマリーが配信されます。まずは売上と営業利益の前年比、通期予想に対する進捗率を見る習慣をつけましょう。
決算前に株を買うのは危険ですか?
決算直後は株価が大きく動くため、内容を予想して持ち越すのは初心者にはギャンブル性が高い行為です。慣れないうちは「決算を確認してから買う」方がリスクを抑えられます。