取引・注文
初級
利確(利益確定)
りかく(りえきかくてい)
ひとことで言うと
含み益の出ている株を売って利益を確定させること。「欲との戦い」の出口戦略。
解説
利確(利益確定)とは、値上がりして含み益が出ている株式などを売却し、利益を確定させることです。含み益はあくまで評価上の数字であり、売却して初めて本当の利益になります。「もっと上がるはず」と欲を出して売り時を逃し、利益が消えてしまうのは典型的な失敗パターンです。目標株価への到達、上昇トレンドの崩れ、買った理由の達成など、売る基準をあらかじめ決めておくことが大切です。一度に全部売らず半分ずつ売る「分割利確」も有効な手法です。
具体例で理解する
1,000円で買ったGG社株が1,300円に上昇。売却して30%の利益を確定するのが利確(利益確定)です。「もっと上がるかも」と欲を出して持ち続けた結果、急落して利益が消えるのはよくある失敗。「頭と尻尾はくれてやれ」の格言通り、ほどほどで確定する規律が大切です。
押さえておきたいポイント
- 含み益は確定するまで自分のものではない。利確して初めて利益になる
- 目安の決め方:目標株価到達、上昇トレンドの崩れ、買った理由の達成など、事前にルール化する
- 一度に全部売らず「半分だけ利確」して残りを伸ばす分割売却も有効な技術
よくある質問
利確のタイミングが分かりません
完璧な天井で売ることは誰にもできません。実務的には「買うときに目標価格と撤退価格をセットで決める」「目標到達で半分売り、残りはトレンドが崩れたら売る」など、後悔を減らす仕組みで対処します。
利確すると税金はどうなりますか?
確定した利益に約20.315%が課税されます(特定口座・源泉徴収ありなら自動徴収)。NISA口座なら非課税です。年内に損切りした銘柄があれば損益通算で税負担を減らせます。