投資信託・商品
中級
債券
さいけん
ひとことで言うと
国や企業がお金を借りるために発行する「借用証書」。満期まで持つと額面が戻る。
解説
債券は、国や地方公共団体、企業などが投資家からお金を借りるために発行する証券です。発行体は決められた利息を定期的に支払い、満期(償還日)になると額面金額を返済します。国が発行する債券は国債、企業が発行する債券は社債と呼ばれます。一般に株式より値動きが小さく安定した収益が期待されますが、発行体が経営難に陥ると元本や利息が支払われないリスク(信用リスク)があります。
具体例で理解する
「年利1%・10年満期の国債」を100万円分買うと、毎年1万円の利息を受け取り、10年後に100万円が戻ってきます。発行体が破綻しない限り満期まで持てば額面が返る、株より値動きの穏やかな資産です。ポートフォリオでは「守りの資産」として株式と組み合わせて使われます。
押さえておきたいポイント
- 債券は「満期と利率が決まった借用証書」。国債・社債などがあり、信用力が低いほど利回りは高い
- 市場金利が上がると既発債券の価格は下がる(逆もしかり)。金利と債券価格はシーソーの関係
- 株式と値動きが異なるため、株と債券を組み合わせると資産全体の変動を抑えられる
よくある質問
個人でも債券を買えますか?
買えます。最も身近なのは「個人向け国債」(1万円から、元本保証、変動10年型は金利上昇にも追随)です。社債や米国債も証券会社で購入できますが、外貨建ては為替リスクがあります。債券ファンドやETFで持つ方法もあります。
なぜ金利が上がると債券価格は下がるのですか?
新しく発行される債券の利率が上がると、低い利率の古い債券の魅力が相対的に落ちるためです。古い債券を売るには価格を下げて利回りを新発債並みに合わせる必要があります。これが「金利上昇=債券安」の仕組みです。